はじめまして安田です!

「自分のやりたいことって何だろう?」

誰しもが一度ぶち当たる壁ではないでしょうか?

そして転職が当たり前になった今、運命的な「やりたいこと」に出会いたいと思っている人も少なくないでしょう。

しかし、闇雲な転職活動を繰り返すと、ジョブホッパーになってしまう可能性が高くなります。

もちろん転職自体は全く悪いことではないです。

今の場所で輝けないと感じたら、むしろ積極的に仕事を変えるべきだと私も思います。

けれど、仕事に対して「どこかにいいことだらけの自分だけの天職がある」という理想を持つのは大変危険です。

そもそも楽しいことだらけの仕事なんて、どこにも存在していません。

どんな仕事でも面倒なこともあれば、嫌なこともあります。

「やりたいこと」のために「やらなければいけないこと」も存在しますが、それを工夫して楽しめるようにしていくのも仕事の一部です。

ここで最初に認識して頂きたいのが、運命的な「やりたいこと」がいつか目の前に現れる!という幻想を抱いてまっているだけでは、貴重な時間を無駄にするということです。

今の自分の中にある小さな興味を育てたり、目の前の仕事を面白くする工夫をしたりすることから「やりたいこと」は作られるのです。

安田
安田

まずは「自分にピッタリの仕事がある」という幻想を捨てて、合理的な「やりたいこと」探しを始めましょう!

やりたいことの2つの要素

「自分のやりたいこと」はこれだ!と選択するときには2つの要素があります。

1つは選択肢。

どんな種類の仕事があるのかということです。

これを知っておくことは非常に大事です。

知ることのできる仕事の選択肢は、SNSの普及により非常に多くなりました。

私たちは望んでいるいないに関わらず、常に多くの選択肢を得ることが可能です。

もう一つは選択基準です。

いくらたくさんの選択肢があったとしても、その中から選ぶ力を持っていなければ、納得のいく選択をすることはできません。

「やりたいことがわからない」と感じている時にやるべきなのは選択肢を増やすことではありません。

私たちたちはもう十分すぎるほど選択肢を手にいれています。

必要なのは、選択基準を磨くことです。

選択基準は自分の中にしかありません。

そしてこの選択基準を磨くためには自己理解が必要不可欠なのです。

先ほども取り上げた通り、現代社会ではやりたいことの実現手段は自分の外側に溢れまくっています。

しかし、やりたいことが決められない人は多すぎる選択肢の前で立ち止まって「選択しない」という選択肢をして、やりたいことを決めるのを先延ばしにしてだらだらと生きてしまいます。

一番危険なのは、どのみちにメリットがあるかと頭で考えて判断してしまうことです。

「こっちの企業の方が年収が高い」など目先のメリットだけで判断してしまう人も多いのではないでしょうか。

判断基準は「どうしたいか?」という心の基準が元になっています。

安田
安田

自分が興味のあること、自然と引き寄せられることという自分の中にある基準で選びましょう!

本当にやりたいこととは?

まず初めに、大事な事、得意なこと、好きなことの順番で考えてみましょう。

「この順で考えて行った先に「本当にやりたいこと」の答えがあります。

この時忘れてはいけないことは、「本当にやりたいこと」は手段ではなく目的地だということです。

「どの会社に就職するか」は、自分の「本当にやりたいこと」を実現するための手段にしかすぎないということはしっかりと念頭に置いておかなければなりません。

私自身がまさにこれでした。大学卒業後、安定で有名な鉄道会社に入社しました。

旅行や接客が好きだったこと、そして何より大手企業に就職できたことで自分にピッタリな会社に出会えたと喜んだのを覚えています。

しかし、入社直前でコロナウイルスが大流行。

入社式も中止になり、自宅待機を余儀なくされました。

移動が制限され、会社は大きな転換期を迎えました。働き方も業績も事業内容も、全てがガラリと変わっていきました。

手段に過ぎない会社自体を働き方の中心に置いてしまっていた当時の私。

切符を購入しにくる人は激減、たまに買いに来る人も最低限の接触で急いで帰ってしまう、、、。

お客様がいないので、雪かきやゴミ拾いなどをする始末。「自分は何のために働いているだっけ?」と頭の中が?マークだらけになってしまいました。

安田
安田

結果的には、この後、大事な事、得意なこと、好きなことを基準に自己分析をたくさん行い自分の本当にやりたかったことに気がつく事ができました。

得意なこととスキルは違う

「得意なこと」は生まれつき持っているものスキル知識は後で身につけられることです。

スキルを強みとして勘違いしてしまっている人が多くいますが、混同しないように注意しましょう。

より重要なのは、得意なことのほうです。

なぜなら、どんな仕事でも使うことができるし、一度使い方をマスターしてしまえば、環境や時代が変化しようと武器として活用する事ができるからです。

逆に「スキル・知識」は、もちろん必要なものですが、時代の変化ともに陳腐化してしまいます。

また、一度身につけたスキルや知識に依存して、人生の自由度を下げてしまう人がいるのもまた事実です。

例えば、私は鉄道業界という特殊な業界にいたので、同じような業界でしか力を発揮できないと思っていました。

このように持っている「スキル・知識ベース」で考えてしまうと、選択肢が狭まってしまい、いつまで経ってもやりたいことにはたどり着けないというジレンマに陥ってしまします。

大切なのは、得意なことを先に考えることです。

小さい頃に親や友人にやめなさいと言われてもずっと続けていたことを思い出してみてください。

私の場合は、物語やストーリーに共感することです。

小説や漫画を手当たり次第読んで感想文を書きまくっていました。

親が心配して遊びに行けというほどです。

この経験を振り返ると、私は読書が好きなのではなく、自分が経験したことのない他者の「ストーリー」を知ること、その内容に対して自分なりの感想を持つこと、すなわち共感する事が得意ということに気がつきました。

この気づきから、色々なバックグラウンドを抱えた人と関わりたいと思い、人材派遣の営業という道に転職しました。

貴方にもきっとやっていて全く苦でないことがあるはずです。

過去を振り返ったり、友人やパートナーに聞いてみてください。

きっと自分では気づいていないような「得意な事がみつかるはずです。

私は大学四年生で就活をしているとき、胸を張ってやりたいことを言える友人を羨ましいなと思った記憶があります。

よりたいことすら見つけられない自分は今後も夢中になれることを見つけられないのだろうかと不安になったことも一度のことではありません。

しかし、このように深掘りしていくと必ず自分の「本当にやりたいこと」に出会えます。

安田
安田

まずは自分のやっていて苦ではないこと=好きなことと向き合ってみましょう!

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